こんな人におすすめ
- 商用でない「個人利用」でも
関税がかかるのかが気になる - いくらから関税がかかるのか知りたい
- 関税がかからないようにするには?
- 関税の計算方法と支払方法が知りたい
海外のサイトで商品買ったけど、
「関税の請求」が来ないか不安…
という人へ今回は・・
個人利用目的でかかる関税
についてシンプルに解説するよ!
私もねー、海外から商品が届いたときに
配達員から請求されたことがあってね。
ええ、こんなに
払わなきゃいけないの?ガーン
ってなったことがある(笑)
無知ってこわい…
でも、ちゃんと知っておけば
怖くない。ダイジョウブ!
とまあ、まずは結論から。
皆がいちばん気になっている
「個人利用目的でも関税がかかるのか?」
についてなんだけど
これは個人利用であっても
- 関税がかかるケース
- 関税がかからないケース
どちらのケースもある、というのが結論だよ。
というわけで
モヤモヤを3分で解消していこう!
✔ 関税がかかる条件
✔ 関税がかからないようにするには?
✔ まとめ買いの場合はどうなる?
✔ 関税の計算方法と支払い方法
私はこんな人です
・AliExpressユーザー歴9年
・オンラインショップ経営時に仕入れで利用
・現在は個人的なお買いものとして利用
① そもそも関税とは?
関税とは、
外国で商品を買ったときにかかる
「税金」のこと。
そうすることで
「外国の商品」ばかりが買われて、
「日本の商品」が売れにくくなるリスクを
コントロールしてるよ!
つまり、関税をかけることで
日本の産業を守ってるのだよね。
ありがたや〜
とはいえ、消費者としては
お金が余分にかかることは避けたいところ。
詳しくみていこう。
②「個人利用」でも関税ってかかるの?
で、本題。
ただ自分が使うために
AliExpressで購入した場合って
関税ってかからないよね?
うむ、けっこう知らない人が多いんだけど、実は「販売目的でない購入」だとしても関税がかからないわけじゃないの。
じゃあ、個人利用目的で
関税がかかるケースってなんだろう?
それは、基本的には
16,666円を超える
商品の場合。
これを「無条件免税」って言うよ。
ちなみに、16,666円以下の商品では
消費税も免税されるよ!
③ まとめ買いの場合はどうなる?
16,666円以上の商品購入で
関税がかかるよーって話をしたけど。
厳密にいうと、
1つのダンボールの中入ってる商品の合算値が
16,666円以上だったら関税がかかる
が正しいよん。
だから「まとめ買いの場合はどうなるか?」というのは、
1つのダンボールに複数商品が入ってるとすると、全商品の合算して考えなきゃいけないんだよね。
合算して16,666円を超えたら
関税がかかるから気をつけてね!
④ 関税がかからないようにするには?
「たとえ個人利用だとしても
16,666円以上で関税かかる」
ってのは分かったけど
できるならば関税払いたくないよね。笑
対策としては、
一度に頼む商品の総計を
16,666円以下におさえる
こんなことしかできないかな。
総計16,666円を超えてしまいそうであれば、
別々で輸送してもらうなど
工夫をしてみると良いかも。
⑤ 関税の計算方法
個人利用目的の商品にかかる
関税額の計算方法は
こんなふうにシンプル。
詳しくみていこう。
ステップ①課税価格を計算するよ
まずは課税価格を計算しよう。
「課税価格」となるのは
商品価格の60%
たとえば、20,000円の商品を買った場合は
その60%の12,000円が「課税価格」だよ。
ステップ②課税価格に税率をかけるよ
ステップ①で課税価格を計算できたら
そこに税率にかけよう。
そしたら関税額が決定するよ。
税率は何パーセント?
税率は以下の2種類あるよ。
- 簡易税率→課税価格が20万以下
- 一般税率→課税価格が20万以上
税率は一律ではなく品目によって変わるので、具体的な税率については日本の税関のサイトなどで調べてみてね!
⑥ 関税の支払い方法
関税の支払方法は超シンプル。
荷物が届いたときに
配達員さんに現金で支払うだけ。
事前に現金を用意しておくとスムーズよ。
でもなんで
配達員さんに支払うの?
不思議だよね(笑)これもシンプル。「輸送会社」が一時的に私たちの代わりに関税を立て替えてくれてるからだよ。
ちなみに、クレジットカードで
支払いたい人も多いはず。
- DHL (ディーエイチエル)
- FedEx (フェデックス)
はクレカ払い可能だよ。
ただし!そういう場合はすごく面倒なことに、前もって輸送会社にクレカ払い希望の旨を伝えとかないといけないので注意してね。
⑦ 消費税ってどうなってる?
前述の通り、16,666円以下であれば
関税だけでなく消費税も免税されるよ!
じゃあ、
16,666円以上の場合はどうなるのか?
計算方法はカンタン。
さっき計算した課税価格と関税額をたして
10%をかけるだけだよ!
まとめ
- 個人利用目的でも16,666円以上なら関税も消費税もかかる
- 1つの梱包にふくまれる全商品の合算が16,666円以上で関税がかかる
- 課税価格=商品価格 × 60%
- 関税額=課税価格 × 税率
→税率は「簡易税率」「一般税率」の
2種類存在する - 消費税=(課税価格+課税額) × 10%
- 配達員さんに現金で支払うのが一般的
以上、
関税あれこれでした。
関税ってややこしくて
むずかしいと思ってたけど
一つ一つ計算していけば
意外とシンプルだったのね♪
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